コロナウイルスが流行りだし、予防のためマスク着用が当たり前のようになっている。花粉症ではなかったので、マスクをつける習慣がなく、違和感だらけの生活を送っていたんだけど。
それでも、家族が花粉症という事もあり、不織布のマスクは大量にあった。のはずが…、いつの間にか底が見え始めてきた。
最近では1枚3~5日使用するようにしたりと、それなりの努力をしているつもりではある。長期化対応が予想される中、ウイルスへ対策として、やっぱりマスクは手放せなくなっている。
お店を見ても売ってなく、ネット販売をみても手元に届くまでの時間がかかる状況となっている。
その中でも少しでも早く手に入りそうなマスクを購入してみた。それが、ウレタン製のマスク。
注文して2週間後に届いたので早速つけてみると、つけ心地は悪くなく、呼吸も苦しくない。
これは、メガネが曇らないぞ!と喜んでいたのだが…。
よくよく考えてみると、呼吸がしやすいという事は、目が粗く、色々なものを通してしまうのではないかと。
せっかく購入したこのウレタン製のマスクが、ウイルスの対策として使用できるものなのか、また有効な利用方法について調べてみた。
ウレタン製マスクとはどんなもの
ポリウレタンで出来たマスク。台所用スポンジやクッションなどで使用されているものですね。
マスクとしては、柔らかく伸びるため、耳にかけてもゴムのようなきつさはないです。
色は複数色ありますので、好みの色を選べますよ。
ウレタン製のなので、激しく洗わない限りは、何度も洗うことが出来ます。不織布のマスクとの違いとして、洗えるのは利点ですね。洗えれば再利用時に気持ちよく着用出来るのがいいですね。
ウレタン製マスクの性能
さて、ウレタン製のマスクの性能ですが、花粉症対策には向いているが、ウイルスやPM2.5の対策には向いていないです。
やはり目が粗いため、より細かいものは通してしまいます。
これを知らずにウレタン製マスクを購入したので、非常に後悔しました。
でもでも、不織布のマスクが買えるわけではないし、仕方なかった選択だと思い直し、ではどうしたら不織布のマスクに近づけるのかを検討したらいいんじゃないかと。
ウレタン製マスク利用時の改善策
不織布のマスク構造は、大雑把に言うと以下のような3層構造となっています。
- 外側カバー
- フィルター
- 肌への保護
不織布マスクにあって、ウレタン製マスクにないものは細かいものを通さなくするフィルターが足りない。それなら、ウイルスを通さないフィルター役をつけちゃえばいいじゃん。
そこで、代役としてキッチンペーパーを使用することに。
微粒子をより通さないキッチンペーパーを使用すれば、より効果は大ですね。
やり方は、マスクの形にカットしたキッチンペーパーを、マスクの内側に入れます。マスク自体が立体的になっているため、マスクに沿わせると外れにくいですよ。
2枚重ねれば、より効果あると思う。キッチンペーパーのフィルターが厚くなるので、息苦しさが増す。だから、きっとより効果もあるはず。
この方法の欠点は、キッチンペーパーのフィルターが息により湿気が多くなってくると、形がずれてきます。
こうなると、マスクと顔との間で少しずつズレてしまい、装着感が悪くなります。2重にすると、形が崩れづらく、慣れてくるとさらに崩れづらくなります。
まとめ
不織布と違い、再利用が可能なウレタン製マスクは、扱いがしやすいので、使いかってはよいです。最近、不織布のマスクに戻れない様な気がしてます。
- ポリウレタンマスクは、花粉対策には向くが、ウイルスやPM2.5には向かない。
- ウイルス対策で使用する場合は、フィルターをつければ、効果がある。
- フィルターは、キッチンペーパーでも代用可。
マスク不足が続いています。まだウイルスによるマスク着用は続くと思われます。マスクが底をつき購入できないときを考え、再利用可能なマスクを用意しておくのは、よいのではないでしょうか。